8:30〜 ・登園/
A=自由あそび
B=昨日からの流れのあそびや活動があれば、
子どもたちはそれをしていきます。
10:00〜
A=主要活動
思考あそび/造形あそび/リズムあそび
絵画表現あそび/製作あそび/劇あそび
運動あそび など
B=子どものあそび、活動を先生が支え
ながら展開していきます。
11:30〜
・マラソン散歩/自然あそび
12:00〜
・お弁当(月金は給食)
・自由あそび/集団あそび
13:20〜
・絵本/素話/紙芝居
14:00
・降園〜午後5時まで預かり保育あり
あすなろの保育は、昨日〜今日〜明日という流れの
中でつながっていく「子供の思い」を大切にしてい
ます。ですから、朝の登園バスの中から保育は始ま
り、降園バスを降りたところで保育が終わります。
パパさんがお仕事に向かう車の中で「今日は、昨日
からの続きの○○の件に関しては、こうしよう」と
思ったり、仕事が終わり家に向かう車の中で「明日
は、△△を始めなくては…」と思うように、子ども
もまた、いろんな思いがあるのです。ただし、
・子ども自身が、幼稚園は自分の心地よい居場所の
ひとつ、と感じている…
・「わたしのようちえん!」とココロから言える…
・幼稚園は、自分がこうしたいと願ったことが実現
できる場所、と感じている。
という場合に「あした、ようちえんで☆☆したい」
という思いを胸に、家に帰り着くようになります。
そして、あすなろの先生たちは、子どもたちが帰っ
た後、次のような視点で保育計画を練ります。
「子どもは、今日一日を終えて、
どんなつもりで家に帰って行っているのかな?」
「明日の朝、子どもはどんなつもりで、何がしたく
て幼稚園に来るんだろう?」
もちろん、先生が保育の中で種まきをしておくこと
もあります。たとえば、4月も終わる頃、お帰りの
前に子どもたちとカレンダーをめくりながら・・・・
「5月だね!あれカレンダーのここに『ははのひ』
って書いてある…これってナニ?」すると、子ども
たちは、自分の知っていることを口々に話します。
すると、ママにプレゼントしようなんてコトになっ
たりします。そして「折り紙で何か作るから、明日
の朝、用意しておいて!」ということになったり…
そういったことが、特になければ、先生が<導入>
をして一斉の活動をして行きます。でも、それは、
「○○しましょう」というやらせる保育ではなく、
先生が、ナニか話をしているうちに、子どもたちが
「あっ、それしようよ!」とか「作ってみたい!」
とか「はやく、やろうよ!」と、子どもたちが言い
たくなるような導入をします。
つまり、意欲を引き出す保育*をしていきます。
また、サプライズのある保育。たとえば、園の郵便
箱に水族館から手紙が!(もちろん、先生が仕込ん
だモノですが…)水族館に遊びに来てね、と海ガメ
ちゃんからの手紙だったりします。
すると、カメちゃんに返事を書こうとか、水族館に
カメちゃんに会いにエンチョに連れて行ってもらお
うとか、水族館に何がいるかを図鑑で調べようとか
その年、そのクラスの出方は違います。
必ずしも、先生が準備をした活動とは違うことも、
たびたびあります。その時、どんなねらいで、どん
な保育内容(幼児教育)を行うのか、即時に考え、
判断して、頭の中に指導案をつくりあげます。
その時の状況によって、柔軟に保育活動の形を変え
ていけるようあすなろの先生は、毎日が勉強です。
* スタニラフスキーシステム(演劇理論)を
ベースにして、Guided Play を実践してます。
あすなろの地震津波対策は、シンプル・プラン!
『グラッときたら、みどり4!』
園の北東100mの鉄筋コンクリート造11階建て
の市営遠州浜団地みどり4号棟(右写真)が、避難場
所になります。「みどり4」は災害避難用に設計さ
れていて、各階のホールが広くつくられています。
年4回、建物に登る避難訓練を全園児で行います。
避難開始から約5分強、すべての園児が4階以上、
海抜15mの高さに、避難できるようになります。
その他の防災訓練も月1回、行っています。
海の近くだからこそ、年間を通して地震津波防災の
意識を高く持つことができます。こうした防災学習
から、「自分の命は自分で守る」という本物の防災
意識が育っていきます。
南海トラフ巨大地震での津波が12.5m。
浜松市の想定では、13mの防潮堤がありますので
この地域にの津波による浸水はありませんが、安全
を確実にするためにも、上記のような避難訓練を実
施しています。